オンライン研修会を終えて

 

本日、無事にオンライン研修会
「神奈川県作業療法士会制度対策部福祉用具班と認知症対策委員会とのコラボ研修会」を終えることができました。

参加された皆さま、お疲れさまでした。
講師を務められたNさん
準備から当日の役割を担当してくださったSさん、Mさん
お疲れさまでした。
本当にどうもありがとうございました。

オンライン研修会は、可能性があることを実感しました。
ただ、対面研修とは違う準備もやっぱり必要ですね。
録画配信とも違うし
当日オンラインでの共有研修会ならではの準備。

終了後の反省会も楽しかったです。
三人よれば文殊の知恵。
今後の展開も見えてきました (^^)

OTジャーナル4号に掲載

  
発売は来月になりますが
三輪書店「作業療法ジャーナル」4号(3月25日発売)の
特集記事「上肢機能アプローチ」の中で
「身体合併症のある認知症への上肢機能アプローチ」を執筆しました。

前半は認知症の状態像とその把握のための評価過程について
後半は評価を踏まえて、どのように場面設定するかということと
さらに実践例を執筆しました。

認知症のある方への対応やリハについて困っていたら
きっとお役に立てると思います。
ぜひご一読ください。

三輪書店さんのサイトから
1冊だけでも購入できます。

久しぶりの更新

すっかりご無沙汰してしまいました。

お変わりありませんでしょうか?

依頼された原稿を書いたり
講演のパワポを3ファイル作成したり
締切まで、焦りながらもなんとか作成できました。

あと、もうひとつ、パワポを作らねば。という状況ですが
少し一息つけそうなので、こちらも更新せねば。
ということで久しぶりの投稿となりました。

今日は陽射しも暖か
日の出の時間も早くなり
日の入りもゆっくりとなり
春の訪れを間近に感じる今日この頃です。

もう一つのパワポができたら
こちらの更新も本格的に再開しますので
もうしばらくお待ちください。

季節の変わり目
どうぞくれぐれもご自愛ください。

ではまた (^^)

本は日総研HPから購入できます

「認知症のある方でも食べられるようになるスプーンテクニック」ですが
1月16日から「一時的に在庫切れ入荷時期は未定です」表示となっています。

お急ぎの方は
日総研出版さんのサイトから購入できます。

研修申込受付開始

2月27日(土)のオンライン研修会の参加申込の受付を開始しました。

主催は神奈川県作業療法士会認知症対策委員会&制度対策部福祉用具班で
福祉用具や市販品を活用して、認知症のある方の暮らしの支援をしていこう
そのためには評価・状態把握・アセスメントが重要という内容です。

詳細は
神奈川県作業療法士会の公式ウェブサイトの「研修会」の
「オンラインセミナー認知症のある方の暮らしの支援」をご参照ください。

今年は梅の開花が例年になく早いです。
年明け仕事始めの日には写真のようにたくさんの蕾がほころび何輪か花開いていました。

寒さは本番となっていますが
春の足音も近づいてきていることを感じました。

みなさま、どうぞくれぐれもご自愛ください。

新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。
こちらは快晴が続いています。
寒いけど冷たい空気がひんやりと肌に心地よい。。。

今年は
起こった変化の良い側面を良い方向へ活かせるように
努力していこうと思います。

無自覚の脅し文句ではなくて

 

 

月刊よっしーワールド
「ご家族に苦行をさせない」という記事を書きました。

悪気があるわけじゃなくて
善意からだろうとは思いますが
「ちゃんと食べさせないと体が弱っちゃうからしっかり食べさせて」
「ちゃんと水分を摂らせないと脱水になっちゃうからしっかり飲ませて」
という言葉は実は無自覚の脅し文句です。

リハの場面でもあるあるなのが
「歩かないと歩けなくなっちゃうよ」
「動かないと動けなくなっちゃうよ」
という良かれと思っての無自覚の脅し文句です。

歩かないには歩かない必然が
動かないには動かない必然が
食べようとしないには食べない必然が
水分を摂ろうとしないには必然があるのに
その必然に対処しようとせずに
表面的に歩かそう、動かそう、食べさせよう、飲ませようとする。。。

そのような発想ができるウラにあるのは
やればできるのにやろうとしない、甘えている、という
根本的に相手を信頼していない、という考え方です。
だから、そんなことが言えたりできたりするのだろうと思います。

歩きたくても歩きにくい
動きたくても動きにくい
食べたくても食べにくい
飲みたくても飲みにくい。。。
一番しんどいのは、目の前にいる対象者です。
そして、そばにいるご家族です。

無自覚で悪気があるわけじゃない
むしろ善意からの言葉とわかるから
抗議もしにくい。。。

今の状態は良くない
このままだともっと悪くなる
だから頑張れ

そうじゃなくて

今の状態は本来のあなたではない
でもそうしかできない必然がある
その必然を乗り越えるために一緒に頑張りましょう
そうしたら今より楽になって少しずつ良くなっていく

私はそんな伝え方の方が事実に即していると確信しています。


オンライン研修会のお知らせ

  

オンライン研修会のお知らせです。

2月27日(土)午後に
神奈川県作業療法士会認知症対策委員会&制度対策部福祉用具班のコラボ研修会がZoomを利用したオンラインで開催されます。

「認知症のある方の暮らしの支援」というテーマで福祉用具やアイデアを活用して暮らしを支えていくための評価について、具体的な福祉用具や市販品の紹介やアイデアについてお話します。

詳細は神奈川県作業療法士会のサイトの研修会情報からご確認ください。
https://kana-ot.jp/wp7/lecture/8005/

自分の内を科学的に

 

科学的な態度とは
論文を多数読むことでも
学会で発表することでも
理論に従うことでも
検査をしまくることでもなくて

自分の観察・洞察・思考が
科学的で論理的なものであるように努めることだと思う。

つまり、
自分の外側を科学的なるもので固めるのではなくて
自分の内なるものを科学的であるように努めること
なんじゃないかな。

作業療法が非科学的だと批判された時に
作業療法士がまず第一に為すべきことは
結果を出すことであり
出した結果を明確に言語化できること
今までとの違いを含めて説明できることなんだと考えています。

ちなみに
「カン」というのは
確かにあると思うけれど
「カンというのは無意識下での思考の発露」
というある本の主人公の言葉の通りだと思っています。



観察の解像度を上げる

単に、出来たか、出来ないかを観察しているだけでは
後手に回った対応しか出来なくなってしまう。

自分で食べられたか、食べられないか
むせたか、むせないか
立ち上がれたか、立ち上がれないか
怒ったか、怒らないか
介助に協力してくれたか、してくれないか

それしか観ていないと
今何が起こっているのか分からないから
認知症のある方と環境・場面との相互作用に
後追いして対応することしかできなくなり
行動変容を促すことは難しくなる。

認知症のある方が
環境・場面をどんな風に感受・認識しているのか
推測ができると
先手を打った対応ができるようになる。
先手を打った対応が
認知症のある方の能力をより合理的に発揮しやすいものであれば
行動変容は起こってくる。

仕事はなんであれ
後手に回ったら苦しいだけだから
先手を打っていかないと。
先手を打とうと思うなら
打てるだけの知識を持った観察が必須です。

よりきめ細やかに
解像度の高い観察ができることが
すべての始まり。

臨床能力の基礎は観察力にあり。です。