食べ始めの方によく使うのが
「かっぱえびせん」です。
適用可能な方は
1)痰がらみがない
2)喉頭が完全挙上できている
ここで大切なことは
ムセの有無ではなくて喉頭の挙上の動きです。
3)歯がある
4)嚥下5相の個々の能力は保持されているが協調性が低下している
「かっぱえびせん」の良いところは
1)なじみのあるパッケージ
2)ほど良い塩味
3)噛んだ後で唾液でほど良く溶ける
4)咀嚼を促しやすい
5)送り込みは少量でパワーがいらない
6)指でつまみやすい形状
7)ミニパックも発売されていて食べ残しても保存が容易
実際に使う時には
自力摂取できる方には
お皿からつまんで食べていただく
自力摂取困難な方には
前歯か犬歯の隣の歯の上に置きます。
口腔内に貯留が多少あったとしても
大多数は送り込み−嚥下できていれば
次の段階に進めます。
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