「まず第一に患者を傷つけないように」
ソクラテスの誓いは、この言葉から始まるそうです。
私は医師ではありませんが
この言葉は戒めとして心がけている言葉です。
作業療法は素晴らしいと言う人は少なくありませんが
プラスのパワーが強いものは、反転に転じた時に大きなマイナスをもたらします。
どうしたらその素晴らしさを実現できるのか
どうしたらマイナスをもたらさずに済むのか
その具体的な考え方や方法論について言及しているのを聞いたことがありません。
過去に意図していなかったとしても結果的に
対象者の方を傷つけてしまったことは私にもあります。
脳みそ預かり事件もその一つですし
「こんなに下手くそになってしまった」と言わせてしまったこともあります。
「何かをする」ことの意味を考えさせられたこともあります。
そこから、どうしたら良かったのか必死になって考え続けました。
まず、最初から大当たりを狙わないことだと考えています。
大当たりを狙うより前に、まず、外さないこと。
外さない実践を続ける中で
対象者の言葉、言葉にならない行動というもう一つの言葉に
注意深く耳を傾けていくことで
段々とピンポイントでActivityを選択・提供できるようになる。
外さないためには
まず、特性にあったActivityの傾向を考えることから始めています。
詳細は、こちらの記事をご参照ください。
最近のコメント