声かけについて
具体的に明確に考察・記載しました。
敬語を使う、丁寧に接するという心理社会的対応は
対人援助職としての基本です。
基本ではありますが、全てではありません。
実際、認知症のある方に接し始めた当初
敬語を使い、丁寧に接したけれど
認知症のある方は納得されず、私も効果が見えないばかりか
自分がゴミ箱になったような気持ちになり
これはダメだ。
努力の方向性が違うことはわかったから
どの方向かを明確にして提案できるようにならなければ
と決心したことがあります。
もうずいぶん昔ですけれど。。。
敬語を使おうが使うまいが
相手に対して尊敬の念を抱いているかどうかは紛れもなく伝わっている。
尊敬の念を抱いているように振る舞うのではなくて
尊敬の念を抱けるように自分の観察力を磨く方が
自分の心を守りつつ健全な思考努力を重ねられると考えています。
介助者がどのような声かけをしたら認知症のある方にとって有効なのか
と発想のスタートが私たち介助者ではなくて
認知症のある方が受ける声かけとは何かと
発想のスタートを認知症のある方に設定して考えています。
認知症のある方が受ける声かけは
大きく分けて 聴覚情報 と 視覚情報 の二つに分けられます。
ぜひ、お立ち寄りください。
必ずや現場で役に立つ考え方と実践の方法です。
最近のコメント