注射でAβ除去!CARアストロサイト療法


「IT media NEWS」に
アミロイドβを除去する新たな治療法がサイエンス紙に掲載されたという情報が掲載されています。

アメリカのワシントン大学などに所属する研究者らが
1回の投薬治療で脳内の細胞自身に持続的なAβ除去が可能な
新たな治療戦略「CARアストロサイト」療法を開発し
アルツハイマー病のモデルマウスを用いた実験で
Aβの有意な減少や予防効果もみられたとのことです。

がんの治療を応用して脳の免疫を高める仕組みとのこと。

詳細は「IT media NEWS」の下記の記事をご参照ください。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2604/03/news026.html#utm_source=yahoo_v3&utm_medium=feed&utm_campaign=20260407&utm_term=013&utm_content=rel1-0

遂行機能障害を踏まえた靴の工夫


認知症のある方の手続き記憶が保たれやすいのはご存知の通りです。
靴の着脱が部分的にできて部分的にできない方の場合、全介助となってしまいがちです。
例えば、ある方の場合
足入れが可能でベルトもきちんと留めることができて踵もしっかり入れることができていました。
ただ、靴のベロの部分(足背に当たる部分)が中に入り込んでしまって
うまく処理できないこともありました。
このような場合、後になってから足元に違和感を感じてイライラすることもあるし
ベロの部分ができていないからと、いきなり全介助してしまう職員も出てきます。
それはもったいないなぁ。。。と思ってしまいます。

じゃあ、どうするか
ここが問題なのですが
動作を促す声かけをしても
言葉という聴覚情報をもとに動作を修正するということが難しいケースが多々あります。
職員が援助する際に「言葉だけに頼らない」という姿勢が大事です。
私は「対象に工程を語らせる」工夫をしています。
  
このかたの場合、遂行機能障害で言えば
 意図・計画・立案 可能
 実行・評価    可能も 修正が困難
 目標保持     可能
という状態を示しています。
ということは
修正せずに行えるような環境であれば動作の自立が叶うということを意味しています。

そこで、ベロの部分を操作を最小限にする工夫を考えてみました。
次の写真をご覧ください。


ベルトの部分とベロの部分(赤い線で示した部分同士)をあらかじめ縫い合わせます。
この時にあまり大きく縫い合わせてしまうと足入れが困難になってしまいますから
そこは気をつけます。
縫い合わせると下の写真のようになります。
上の写真とは左右逆になりますが


足入れもできる、ベルトも留めてもらえる、踵も入れられる
介助を受けずに、かつ、自分一人でもきちんとベロが丸まらずに靴を履けるようになりました!

介護シューズも今は多種多様なタイプが販売されるようになりましたが
それでもやっぱり市販の靴では間に合わないというケースもよくあります。
ご家族が新しく購入された靴が浮腫んでしまって合わないような時には
靴のタイプによりけりですが、靴ベルトの延長で済むケースもあるので
靴ベルトの延長とかよくやっています。

案外、普通の縫い針で縫えてしまいますが
実際に作る時には、針で指をつつかないようにお気をつけください。

シンポジウム「福祉を科学する」を視聴しました


神奈川県の黒岩知事と首藤副知事は凄い!と思いました。

昨年、「福祉を科学する」というシンポジウムが開催されました。
黒岩知事自ら「福祉を科学する」をテーマに掲げるに至った経緯を
非常に率直に語られています。
津久井やまゆり園での事件が起きた時に
「現場が大事」とすぐに現場へ向かい、その後も再訪をし
複数の利用者を尋ね謝罪されたエピソードが語られています。
そのエピソードを聞いて知事のお考えの一端に触れることができて
非常に信頼できる方だと実感しました。

また、首藤副知事は厚労省にお勤めだった医師でもあり
医師の知見を行政サービスで発揮されて来られた方でもあるので
お話の内容が非常に明確で説得力があります。

その他にも
当事者研究を進めている熊谷 晋一郎 氏
ウェルビーイングを研究されている前野 隆司 氏
学校や刑務所、行政機関で働く作業療法士の紹介を大嶋 伸雄 氏
死後解剖だけでなく生体の受傷原因究明にも関与されている井濱 容子 氏
のお話もあり、非常に密度の濃い深い話が聞ける素晴らしいコンテンツです。

後半のモデレーターを知事自ら勤められていることからも
知事の真摯さが伝わってきます。

YouTubeで視聴できます。
神奈川県のトップが絵空事ではなく具現化のために考えていることに触れることができます。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/dn6/nakai_verification/dokuritsugyouseihoujinn_symposium.html

どの分野で働いていたとしても視聴をお勧めします。

身体が傾く時には臥位のポジショニングを見直す


たぶん、生活期にある方への対応として
実践している人は少ないと思いますが
車椅子座位で身体が傾いてしまう方には
臥位での筋緊張とアライメントの確認が必要です。

車椅子で身体が傾いてしまう方に対して
クッションを傾いている側に入れたり
座面を傾けたりする人もいるようですが
「傾く→クッションを入れる」
「傾く→座面を高くする」
といったような単なるハウツーで済ますのではなく(考え方の問題)
しかも、それらで効果がないのだから(結果を出せていないことに向き合う)
姿勢改善という結果を出せるように
「身体が傾いてしまう必然」をきちんとアセスメントする
ことから始めましょう。

座位で身体が傾いてしまう場合に多いのは
骨盤の可動性が低下してしまって
ちょっとした重心の移動に対して対応できなくなっているというケースです。
そのような場合にまずすべきことは骨盤の可動性を改善していくことであり
単に身体が見た目傾かないように
クッションを入れたり、座面に左右差を作って見た目を整えることではありません。
むしろ、そのようなハウツーによって逆効果となってしまうことすら起こり得ます。

骨盤の可動性を増すために、どうしたら良いのか
なぜ、骨盤の可動性が低下してしまったのか

その必然は人によりけりですが
伸筋群を使って突っ張ることで残された随意性を発揮している場合は
骨盤を後継し股関節を十分に屈曲させることによって
伸筋群の筋緊張が緩和し骨盤の可動性が改善され
結果として座位での身体の傾きが見られなくなるということが起こります。
長期間、不適切な仰臥位をとることで(正確にはとらされ続けてきたために)
適応力が低下してしまった方には積極的に側臥位を儲けるようにします。

現行の養成システムでは
生活期にある方のポジショニングについて
十分な指導を受けたセラピストは少ないのが実情です。
困った時に頼りになる助言者がいないと
課題解決へ向き合い続けることがしんどくなって
いつの間にか、課題に向き合うことを回避し
課題があるという現実を歪めてしまったりすることもあるかもしれません。

そのような在り方は
当の未熟なセラピストにとっては課題解決の1方法となるかもしれませんが
いったんそのような在り方、自己防衛に染まると
本来の課題解決能力を磨く体験を自ら無くしていくので
経験年数を重ねるにつれ、そのようなあり方から脱却することはできなくなります。
なんちゃってセラピストの誕生です。。。

私のサイトを訪れてくれるような人は
そのような現実を問題視することができて
自身を常に戒めようとするような人だと思います。

周囲に的確に助言してくれる人がいなければ
自身の困難に向き合い続けるのは辛いものです。
かつての私もそうでした。
ですが、諦めずに努力を続けると必ず道は開けます。
自身が見落としていたポイントに気がつくことができたり
何の気なしに読んでいた文章にヒントがあったり
だから、私はこのサイトを公開し運営を続けています。

「何事も始めるに遅くはなし」
「ピンチはチャンス」
「破綻の危機は成長へのチャンス」

私は、人の脳の可塑性の素晴らしさをたくさんの認知症のある方から教えてもらいました。
私たちは現実によって成長成熟の機会を与えられています。
困った時はステップアップの時期でもあります。
もう一度、目の前の方に起こっていることをきちんと観察することから始めましょう!

4月中旬発売予定!「認知症のある方の能力を活かす 事例から読み解く対応の工夫」


三輪書店さんのHPでいよいよ告知されました!
https://shop.miwapubl.com/products/detail/2919

「認知症のある方の能力を活かす 事例から読み解く対応の工夫」が刊行されます (^^)/

目次をご覧いただければ
ありそうでなかった盛りだくさんの項目が並んでいることがおわかりいただけると思います。

基本的な構成としては
事例の言動を提示して、そこに反映されている症状や障害を読み解き
対応の工夫の考え方と具体例を説明するという構成になっています。

たぶん
専門的知識のある人でもそうでない人にとっても
どの職種の人にとっても
きっと読みやすくてわかりやすくて腑に落ちる内容になっていると自負しています。


ぜひ、お手に取ってご確認くださいm(_ _)m

足こぎ車いすの工夫

車いすを足でこいで移動する方の中には
浅く座ってしまい足こぎすると前方へ転落しそうになってしまうとか
足が疲れて前に踏み出せないというケースもあるかと思います。

そんな時に考えた工夫がこちらです。

車いすの足元に伸縮性のあるベルトをつけて
マジックテープで足を傷つけないようにフェルトで覆いました。


膝が過剰に屈曲するのを防ぐこともできますし
素材として伸縮性のあるベルトを使っているので
前に踏み出す動作を助けてもらえます。

こちらの場合、上の伸縮ベルトを2本くっつけたのを2組使用しています。
フェルトも100円ショップで購入しました。

ポイントは、伸縮性のある素材を使用したことです。

脱:ハウツーのススメ「PDCAを回す」

認知症のある方への対応でも
食事場面への工夫でも
身体的なリハでも
単にハウツーを当てはめてるだけの人って案外多いものです。

もうひとつ
そういう人たちの思考傾向として
PDCAを回さない。ということが挙げられます。
確認をしない。ということが挙げられます。


「座位で傾いてしまう方には座面を整える」
「食事が自力摂取できない方にはカットアウトテーブルに両肘をつかせる」
「かきこみ食べをする方には食器を小分けにして小さなスプーンで提供する」
「認知症のある方は帰宅要求をしなければ良しとする」
「生活期の方のポジショニングで過剰に膝を伸展させたり股関節を外転させる」
「帰宅要求があったら高齢女性ならタオルたたみをしてもらう」

実際に私が遭遇したハウツー展開の一端です。

そして、実際には上記のようなハウツーを展開しても良い結果にはなっていないのに
CHECKをせずに、
漫然とその対応が続けられてしまい
逆効果が誰の目にも明らかとなった頃にようやく「問題視」され
あるいは「状態への興味関心」を失われ放置される。。。

自身が困ることを回避しているだけです。
そして、困ることすらできない人になっていくだけです。

ピンチはチャンス

困ることによって
今まで自身が見落としていた事象に気がつくことができるようになったり
自身が知らなかった知識に触れることができるようになったりします。

一部のOTの中で「理論が大事」と喧伝している人もいますが
私は「理論よりも結果を出すことが大事」だと常々感じています。
現に、ある理論を推奨している人が
推奨する理論紹介の後で重度の認知症の事例紹介という2段構成の話をした時に
事例に対して推奨してる理論を使っていなかったし。
(推奨するなら理論を使った対応をすればいいじゃん?)
全然重度の認知症じゃなかったし。ということもありました。

自身が困らないように
自身が困る「事実」に対して見て見ぬふりをしたり
「事実」を歪めたりする。

リハビリテーションスタッフというのは
対象者の方の行動変容を援助する職種ですが
自身の行動変容を拒否している人がどうやって
心身ともに苦悩している方の行動変容を促すことができるというのでしょう?

だから
行動変容を援助する のではなくて 行動変化したように「させる」 のではないでしょうか?
歩くことの援助 ではなくて 歩かせる
食べることの援助 ではなくて 食べさせる
帰宅要求という言動に反映されている困りごとの援助 ではなくて 帰宅要求しないようにさせる

刷り込まれた思考形態というのは強固なものです。
学校で、実習で、就職先で
ハウツーの当てはめが横行していれば染まってしまいかねません。
学校や実習や就職先だけでなく
研修会に参加して知識や技術を学ぼうとする時にも
私たちは教える側が伝える表面的な知識や技術だけではなく
教える側のメタ認識、ありよう、と言った無意識レベルの視点や思考回路まで受け取ってしまいます。
最近は猫も杓子も、と言ったら言い過ぎかもしれませんが
こんな内容で講師ができるんだ!というような人も少なくありませんし
間違った内容を伝えている人だっています。
講師だから正しい、というわけではないので
その人が何を言っているのか、ということをきちんと聞き分けられる耳を持つ必要があります。
承認欲求を満たすために教えたがる人もいますから要注意です。

今、モヤモヤした違和感を抱いている人は、
まず、事実確認、PDCAのCHECKを意識するようにしてほしいと思います。
「そうすべきと教えられたことをしても良くなっていない」
という事実にきちんと向き合い
きちんと困ることができる対人援助職になりましょう。
そこがスタートラインです。

そして
どんなに遠い道のりのように見えたとしても
対象者にとって悪いことはしない
と心がけるようにしましょう。

すべてはそこから始まります。
辛い日々も増えるかもしれませんが
こちらのサイトが参考になるはずです。
来月になれば 本 も刊行されます。
読んでいただければ、「そうだったのか」「そう考えたら良いのか」
というヒントがたくさんあります!

まさしく、まさしく、この通りなんです!


「悪いことはしないように」


自分にとって当たり前になってしまった言葉(考え方や臨床姿勢)って
忘れてしまったりするものですけれど
DCゼミの勉強会で
かつて私が「悪いことはしないように」って言っていたことをずっと心に留めて実践してくれている
ということを聞いてすごく嬉しくなりました。

自分が対象者の方に対して
良いことをしよう、とするのではなくて
悪いことはしない、ように向き合う。

それが
ポジショニングでも食事介助でも
Activityでも身体的なリハでも
BPSDへの対応でもなんでも。

確かに一時期よく言っていました。

当時はたぶん老健で働いていて
内科的な状態に指示をもらえる医師がいなくて
認知機能が低下している方はたくさんいるし
どの程度運動負荷をかけることが適正なのか
本当に怖かったことを覚えています。

ないものねだりをするわけにはいかないし
かといって、何もしないわけにはいかないから
絶対安全な範囲をバイタル測定しながら
歩容や表情を確認しながら関与していたことを覚えています。

認知症のある方への対応も
今ほど自分の中で明確化できていなかったから
本当に困っていました。
何をどう考えて対応したら良いのか
まったくわかりませんでした。
だから、自己検証するしかなかった。

「良いことをしよう」という意識は
善意であることは疑いませんが
「地獄への道のりは善意で敷き詰められている」
「地獄には善意が満ちているが、天国には善行が満ちている」
というヨーロッパの諺の通り
独善に陥ったり、自身のスローガンの実践にとどまったり
PDCAを回すことを怠ったりしがちです。
 
一方で
「悪いことをしないように」という意識は
対象者本意の視点から始まります。
対象者にとっての悪いことというのは対象者一人一人によって異なるからです。
こちらの独りよがりや強制を予防することができます。

いろいろな人の実践を見聞きし
いろいろな経験を積むにつれ
「悪いことはしない」ように心がける実践から始めることができて
本当に良かったと思う今日この頃ですが
当時は、その意味が今ほどはわかっていなかったと思うのです。
出発点を間違えずに本当に良かった、ラッキーだったと思っています。
その選択をしたのは紛れもなく私自身ではありますが
何かの出会いのタイミングのちょっとしたズレの蓄積で
そのような選択ができなかった可能性だってあったかもしれず
そう思うと怖さで身震いするほどです。

いろいろなところで言っていますが
スティーブ・ジョブズの「意図こそが重要」という言葉は真実です。
認知症のある方への対応についても言えることです。

認知症のある方へどう対応したら良いのかわからない
と困っている人は、困ることができる人でもあります。
困ることすらできない人になってはいけない。
ピンチはチャンス。
今までとは違う実践、認知症のある方に対して悪いことはしないように
心がける実践に切り替えるチャンスです。


OTジャーナル「あなたにとって作業療法とは何ですか?」掲載されました


OTジャーナル60巻3号 に
「あなたにとって作業療法とは何ですか?」第135回に掲載されました。

私が実践を通して実感している言葉を書きました。

「医学と暮らしの橋渡し」

多くの人が唱えていても納得できないものは納得できません。
私がそうであるように
私の言葉も他の誰かにとっては理解できないものかもしれません。
けれど言葉は残ります。
この先、100年後に残っているのはどんな言葉なのか。
どんな実践なのか。

私は私の職業人生を賭けて
できることはしたと思えます。
 
本質は美しい。
論理的整合性があります。

その一端に触れることができただけでも幸せです。

「認知症のある方の能力を活かす」刊行決定!


ここ数年、なんだかんだと苦闘していた、
認知症のある方への対応の工夫についての本
「認知症のある方の能力を活かす 事例から読み解く対応の工夫」が
4月中旬〜下旬頃に_三輪書店_さんから刊行される予定となりました!

かつて、本当に困っていた若き日の自分が
あったらいいなと思う内容をまとめてあります。

メインの読者としては
私は作業療法士として仕事をしていますので
やはり、作業療法士の人には読んでほしいなと思いますが
作業療法士でなくても、理学療法士や言語聴覚士の人
ケアマネージャーや介護職の人や看護師や相談業務に従事している人
もちろんご家族の方にもきっとお役に立てるんじゃないかなと思います。

国は「新しい認知症観を」と普及啓発事業を進めています。
確かに、認知症だから何もできないわけじゃないし
認知症になってもできることはたくさんあるけれど
私はさらにもう一歩推し進めて
たとえできなくなったり困ったりしたとしても
その中にも「できる」要素があるのだと
困りごとの中にこそ改善・解決のヒントがあるのだと
だからこそ、対応の工夫・声掛けなどの人的環境も含めた環境調整の意義があるのだと伝えたい。

個々の実践の集積はあったとしても
理念の具現化とは違う側面で為されていることもあったり
理念と個々の実践を結びつける考え方は示されていないことが多いのが実情ではないでしょうか。

事実に向き合い、事実から学ぶ
わからないこと、できないことを受け入れつつも諦めないで向き合い続ける

当たり前の臨床姿勢こそ、常に在り続けることは難しいものですが
その大切さを日々実感しています。

この本の表紙の画像を見せていただいた時に
「これこそ私が願っていた本だ!」と感じました。
私がよく引き合いに出す言葉に
スティーブ・ジョブズの
「人は形にして見せてもらうまで何がほしいのかわからないものだ」
という言葉がありますが、まさしくその言葉を体験した瞬間でした。
暖かくて優しい雰囲気で
多様性を感じさせつつ、
混沌とした現実の中に能力があり、能力が合理的に発揮されるイメージ
バトンの受け渡しのイラストからも私の必死さが滲み出ているようで大好きです。

私の作業療法士としての集大成がこの本であり
認知症のある方とご家族の困難が少しでも少なくなるように
そのために対人援助職の人たちに本当に必要な内容が詰まっていると自負しています。
これから先の未来に若い人たちの手によってその内容を再構築してもらえるようにと願っています。

本という形になって結実したのは
私の意図を表紙に具現化してくださったデザイナーの方や
的確な文章表現のためにご尽力くださった校正担当の方
そして何よりもいつも丁寧に明確に橋渡しをしてくださった編集室のMさんとTさんのおかげです。
心から感謝申し上げます。

若き日の自分は本当に何もわかっていませんでした。
今だって学ぶべきことは多々あるし
わかっていないことやできないことがどれだけあるのだろうか見当もつきません。
そんな中でも明確にできた部分もあると思います。
それは、今まで私が出会ってきたたくさんの認知症のある方のおかげです。
深く感謝申し上げます。

発売開始まで、今しばらくお待ちください。