12月8日(日)に国際医療福祉大学小田原校で開催された
第6回神奈川県臨床作業療法大会での講演2「なんちゃって目標からの卒業ー自分自身に問い直す」を
無事に終えることができました。
今回、なんといっても強く感じたのが
木村大会長はじめ実行委員の皆様がとても気持ちの良い方ばかりだったことです。
事前のやりとりでも丁寧にご連絡いただいたので安心して当日に臨むことができました。
大変お世話になりました。どうもありがとうございました。
このような大規模のイベントの準備は多岐にわたるので
臨床をしながらの毎日、とてもお忙しかったのではないかと思います。
みなさま、本当にお疲れ様でした。
おかげさまで、目標設定の講演も無事に終えることができました。
終了後に何人もの方からお声かけいただいたり
ある養成校では実習前に取り入れてくださっていると教えていただき
本当に嬉しく思いました。
構成障害とか遂行機能障害という言葉を知っていても
立方体透視図模写テストやトレイルメイキングテストをしても
構成障害とは何ぞや、遂行機能障害とは何ぞやと言明できなければ
日常生活場面でどのようにそれらの障害が反映されているのか観察することができません。
それとまったく同じように、
目標とは何ぞや、行動とは何ぞやということが言明できなければ
目標を目標というカタチで設定することはできないのです。
「関節可動域の維持・改善」「筋力の維持・改善」は目標ではありません。
目標設定について、詳しく知りたい方は _こちら_ をご参照ください。
良い目標を設定することができるようになれば
現行のポジショニングや食事介助、認知症のある方への対応のおかしいところ
理念と実践の乖離や評価と治療の乖離といった現状をまざまざと観察することができるようになります。
そして、自分自身が理念を実践の根拠とするように
評価を治療の根拠とすることができるようになることが叶います。
自分で自分を良いセラピストに育てることができるようになるのです。
オッティ・クニ子も健在でした!
クリスマスバージョンですね (^^)
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