DCゼミ第4回現場で本当に役立つ研修会「生活期の方へのポジショニング」開催 !


ポジショニングも現場あるあるの誤解と課題に満ちています。。。
逆に言えば、
誤解が解ければ変形・拘縮を今よりも改善させることができて
余分な辛さを抱える方を少なくすることができると考えています。

生活期にある方のポジショニングに関する課題は
1)良い姿勢を作ろうとして逆効果になっていることに気がついていない
2)職員が気にしているところしか観察していない
3)環境との相互作用について無頓着
などが挙げられます。

ポジショニングに関して最も多い誤解は
良い姿勢を作ろうとして最大可動域いっぱいにクッションを当て込んでしまうというものです。
クッションを外した途端に、ぎゅーっと足が縮こまってしまった。。。というケースに
必ず遭遇しているはずなんです。

特養では、変形・拘縮が高度でポジショニングが大変な方が多いと思いますし
デイや老健では、問題が表面化していないだけで先送りされてしまっていることもあります。
意外なところでは、精神科病院の長期入院患者さんで変形・拘縮のある方はとても多いのに
OTが複数在籍していても関与されていない場合が多々あります。

車椅子上でのポジショニング、シーティングに関与するPTやOTは多々いますし
研修会も定期的に開催され、書籍も多数出版されています。
さて、ベッド上のポジショニングに関してはどのように展開していくのか
教わったことがない、自信がない、という人も多いように感じています。

私の経験ですが、
PTもOTも複数在籍している老健から入院された患者さんで
ティルト・リクライニングの複合型車椅子を使用していた方が
咬合不全を起こし、独語・大声を起こし、食べ方も低下してしまったというケースがありました。
私がポジショニングを再設定したら、
咬合不全が解消され、独語・大声も減少し、食べ方も改善しました。
独語・大声というBPSDとして入院されたのですが、
実際はポジショニングの不適切さが原因だったのです。
適切なポジショニングの必要性を再確認させられました。

ポジショニングって
先輩にそうすべし、と教えられたからその通りにやってるけど
これって本当に良いことなのかな?
なんか違うような気がする
他に良い方法があるんじゃないのかな?
と疑問を抱いた方はきっとたくさんいるんじゃないかと思います。
でも、聞いてもちゃんと答えてもらえない、とか
今さら聞くのも恥ずかしくて聞けない、とか
逆に、後輩に指導するにちゃんと教えられなくて困ったという人もいると思います。
そんな人にオススメの研修会を開催します!

内容は
1)生活期にある方への適切なポジショニングの基本的な考え方
2)事例紹介:具体的な展開方法
3)他職種が再現しやすい工夫
などです。

今回も対面研修で開催します。
ポジショニングで困っている方なら職種を問わずどなたでも参加できます。

日 時:6月29日(土)19:00〜20:30
会 場:おだわら市民交流センターUMECO第7会議室(小田原駅東口徒歩3分)
参加費:500円(会場費・資料代)
    お釣りのないように、当日現金でお支払いください。

お問い合わせ:https://yoshiemon.info/contact/
お申し込み:事前申込制:6月22日(土)13時まで
      https://forms.gle/hssck3y8Zms9eQCZA

研修会終了後には
希望者には無料でよろず相談会も開催します。

ご参加お待ちしております m(_ _)m

 


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