ご好評にお応えして、
現場で本当に役立つ認知症研修会 第2回をオンラインにて開催します。
5月の夜間に1時間ほどで
新人さんや新人さんを指導する人や
自身の実践を深めたいと考えている人や興味のある人を対象にして
声かけの工夫をテーマに開催しようかなと検討中です。
認知症のある方への声かけというと
「優しく」
「否定しない」
ということは、たいていの人が聞いたことがあると思います。
でも、そんなことより、もっと大切なことがあって
それらを明確に言語化している人、実践している人は少ないものです。
認知症は脳の病気です。
脳血管障害後遺症のある方に優しく、言動を否定しないような対応をしても
それだけで運動麻痺が改善したりADLが改善することはありません。
認知症も同じです。
優しく、言動を否定しないということは、対人援助職の基本ではあっても
障害と能力を観察・洞察して的確に対応することができて
初めて援助の入り口に立つことができるのです。
「優しく」「否定しない」対応をしただけで
改善がみられるのは、ごく軽度の方です。
(ここで言う改善とは認知機能障害ではなく、
BPSDだったり介護への協力ができるようになったという意味です)
中等度以上の認知症のある方には、きちんと障害と能力に合わせて
対応することが求められています。
「優しく」「否定しない」対応をしても
認知症のある方の言動に改善がみられないどころか
火に油を注ぐようなことになってしまって
自身の対応が悪いのかと落ち込んでいる人に伝えたい。
あなたの努力が足りないのではなくて
努力の方向性が違うだけなのだと。
今、悩んでいる人
現行の方法論に違和感を抱いている人
新人さんはもちろん、どなたでも参加できます。
決定したら、こちらのサイトでもお伝えします。
今しばらくお待ちください。
最近のコメント