有益なアドバイスは具体的

NHKの「王者のジャンプ」を見て
なるほど!と思いました。

宇野昌磨は、サルコージャンプの成功率を上げるために
コーチのステファン・ランビエールから
「踏切の感覚を掴むにはリンクの同じ場所でジャンプの練習をすると良い」
とアドバイスされたそうです。

有益なアドバイスって具体的

と改めて感じました。

私がご家族にお話する時や
他職種への伝達、退院先の施設へのサマリー記載など
いつも気をつけていることです。

具体的に言える、書けるためには
明確にわかっていることが大前提です。

以前にあるご家族から
「いろいろなところへ介護相談に行った。
どこでも抽象論を言われ、それはそうだとは思ったが
肝心の相談したことに対しては具体的な答えをもらったことがなかった。
あなたから初めて具体的に明確に説明されて答えをもらえた。
こんなことならもっと早く来ればよかった。」と

昔に比べれば相談機関、相談できる場所は増えています。
でも、ご家族が認知症のある方を誰かにお願いして
相談に出かけるのは容易なことではありません。

やっとのことでお願いして
作った時間で行ってみたら
抽象論、総論、理想論ではぐらかされたような感じがしたら
もう困った時に相談に行こうとは思わなくなってしまうのではないでしょうか?

 

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