いまだに聞く言葉です。
「あぁも考えられる。こうも考えられる。」
これは評価過程とは真逆の思考過程です。
通常は
まず、考えられない面を否定していきます。
「これは違う」
「これも違う」
同時に
事実を虚心坦懐に観察していれば
自ずと可能性は限定的に絞られてくるものです。
実習生には邪推はするな
確信を持って言えない時には、判断を留保するように教えています。
そして、確認を持って、言い換えれば根拠をもとに明言できない時には
情報不足なんだから、まずは情報を集めなさい。と指導しています。
私は実習にいった時に
判断の責任を負うことの怖さと
自分のことをよく知りもしない人に勝手に邪推されたら嫌だろうな
と思ったものです。
私は決して優秀な学生ではありませんでしたが
今思えば根っこの大切なところは押さえていたんだ
そういう学び方を援助してもらえていたんだと感じています。
対応がわからない時には
評価に立ち返る
評価が明確でない時には
情報収集に立ち返る
情報収集で最も重要なことは観察です。
観察できるように
知識を習得する。
同じ場面を見ても
そこから得られる情報の質と量は、
プロとそうでない人とでは雲泥の差が生じてしまいます。
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