認知症のある方へのActivity 現場あるあるの誤解3


「やりたいことがない」と言われて困ってしまった
若い頃の趣味活動を提供したら全然できなくなっていた

作業療法士なら誰でも一度はこういったケースに遭遇していると思います。
「やりたいこと」という言葉は今の作業療法士界で席巻している言葉ですが
よく考えると曖昧な言葉でもあります。
 
やりたいことはありますか?
困っていることはありませんか?
できるようになりたいことはありますか?

これらの言葉には明確に違いがあります。
それぞれの言葉で尋ねられたときに、自分なら答えが変わってくるとは思いませんか?

「やりたいこと」という言葉はすべてを包含してしまうような言葉でもありますが
人によっては何か好きなことといった意味合いになり、
狭義の意味で受け止められる可能性のある言葉でもあります。

それは
尋ねる作業療法士にとっても同じで
作業療法士がどちらの意味合いで尋ねているのか
自覚しているのかどうかということは、とても大切なのに
案外、無自覚に意味合いを明確化しないままに使われている言葉だと感じています。
 
根本的なところを曖昧にしているんですよね。。。
まぁ、作業療法士あるあると言えばあるあるですけど (^^;

それから
認知症のある方に、若い頃の趣味活動を提供したのに全然できなかった
ということも現場あるあるです。
身体障害であれば、工程や使う道具を工夫することでもう一度できるようになることもありますが
認知症のある方の場合に、工程や使う道具を工夫すると更なる混乱を招いてしまいます。
それは、なぜか?

答えは、5月24日の研修会でお答えします。
詳細・お問い合わせ・お申し込みは ー こちら ー からどうぞ!

コメントを残す

メールアドレスは公開されません