ナオミ・フェイルは
バリデーションは認知症のある方のBPSD を意義あるもの、必然として捉え
表面的に解消することを目的とはしていません。
生きてきたなかで自覚的無自覚的に抑圧してきたネガティブな感情を開放する
過程であり、結果としてBPSDが解消されると主張しています。
また
バリデーションのセミナーは(1日セミナーであっても)
自身の失敗体験を動画で公表するところから始まります。
たいていの研修会では「いかにこのツールが有効か」というPRから始まるのと対照的です(^^;
「かつては私も失敗していた。でも反省して対応し直すことができるようになった。
だからあなたも学びさえすれば対応し直すことができるようになる」
というメッセージでもあります。
冒頭から、この考え方は信頼できると強く感じました。
- 「バリデーションの紹介−体験談を通して」
作業療法ジャーナルVOL.47 NO.7 2013
にバリデーションの考え方と私の実践の一部を紹介してありますので
よかったらご参照ください。
- 「お父さんの先生のお通夜に行かなくちゃいけない」
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