< ご連絡 5月7日 >
本日11:10に、5月14日開催の認知症研修会のご連絡を差し上げました。
2名の方にはメールが送信できない状態です。
お二人ともGメールのアドレスが連絡先となっておりました。
大分県の作業療法士の方
神奈川県の介護職員の方
お心当たりのある方は
恐れ入りますが、本サイトの お問い合わせ からご連絡くださるようお願いいたします。
お待たせしました!
研修会のお知らせです。
オンラインで
5月14日(土)19:00〜20:30に
「現場で本当に役立つ認知症研修会 第2回」を開催します。
最初の1時間は私のお話
その後にお時間のある方限定で質問・相談コーナーを30分間設けます。
講演内容とは関係なく普段困っていることでもOKです。
相談したい方は、他の人も試聴することをご了承の上ご相談ください。
困りごとって大抵同じようにみんな悩んでいたりするので
一緒に聞いてみたい方もどうぞお残りください。
私のお話だけ聞きたい方や
長く視聴することが難しい方は1時間だけ参加して退室もOKです。
オンラインのメリットを最大限活用して
フランクに、かつ真摯な勉強会を目指します (^^)
参加費は無料!
定員30名
残席わずかとなりました。
お申込を予定している方はお早めにどうぞ(3/28)
定員を超過しましたが、若干名追加でのお申込もお受けします。
期日は 4月10日(日)13時で完全に締切ます。
お申込を検討されている方は必ず上記期日までにお申込ください。(4/3)
お申込受付は終了しました。(4/10)
お申込は下記のURLをクリックして必要事項を入力してください。
https://forms.gle/HsStN3K2786zKAhD9
開催3日前になってもご連絡がない場合は、恐れ入りますがご連絡をお願いします。
申込期限は4月30日17時としますが、
定員超過の場合には期日前でも締め切りますので、お早めにお申込ください。
お問い合わせは こちら へ。
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さて、本題のテーマは
「認知症のある方への声かけの工夫〜眼からウロコの視点〜」です。
優しい声かけ、丁寧な対応は、対人援助職の基本ではあっても
一流ホテルのホテルマンのような対応をすることが
認知症のある方に適切な対応とは言えません。
逆効果になってしまうことすら、起こり得ます。
認知症がある方は、失語がなかったとしても
言語理解力が低下することがとても多いからです。
「オミアシヲアゲテクダサイ」という記事で説明しています。
最上級の敬語を使ったとしても
目の前にいる方が理解してくれない言葉では本末転倒です。
また、多くの人が
「何を言うか」ばかりに気を取られて
「どんな風に伝えるか」という非言語的側面に無頓着になっています。
とりわけ、声の大きさや口調には
職員の無自覚な感情が反映されやすく、
認知症のある方はそれらに敏感に反応します。
もっとはっきり言うと、
自分たちが何をどうするばかりを気にして
目の前にいる方の状態をきちんと観察していない
ということが一番の問題なんです。
目の前にいる方に伝えるための声かけではなくて
自分たちのモットー、スローガンの実践のための声かけになっている
「敬語を使わないと(所属施設に)怒られる」
という相談をされたことが何回もあります。
敬意を持って接するのは当然ですが、敬意を示す手段は敬語に限りません。
ネットで「食事介助をする時に立って介助するのは言語道断」という
書き込みを見たこともありますが
座って食事介助していてもスプーンで上の歯でこそげ落とすような介助をしていれば
座って介助する意味がないどころか、自覚がないのでもっと悪いと思います。
手段の目的化
目的を達成するための手段をいつの間にか目的とすり替えてしまう
ということは、あちこちで起こっている根深い課題だと感じています。
本質でないコトに惑わされてはいけない。
「曇りなき眼で見定め決める」というのは
「もののけ姫」でアシタカが言った言葉です。
本質を追求したいと願う臨床家のための勉強会です。
実際に現場でよく遭遇するような事例をもとにして
具体的にご説明します。
認知症のある方を変えるのではなく
私たちが変わることによって
今まで見落としたり見過ごしていたことに鋭敏になれることを
意図した勉強会です。
臨床家として、
実践を深めたい
本当に認知症のある方に役立てるようになりたい
と願っている人が対象です。
新人さんはモチロンですが
新人さんだけでなく、
「優しく」「言動を否定しない」対応をしてみたけど効果がなくて困っている人や
それらの対応が意味する考え方に疑問や違和感を抱いている人
自身の実践に限界を感じたり、整理して考え直したいという人に
ぜひ、参加していただきたいと思います。
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